本日の「怒」090211/これが正常な感覚というものでしょう
ミュンヘン安全保障会議でのオバマ新政権のアフガン問題担当となったホルブルック元国連大使の発言が報道されました。
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2月10日付朝日新聞より
「私の見方では、アフガニスタンはイラクよりずっと困難だ」
米オバマ政権のアフガン問題担当と櫛に任命されたばかりのホルブルック元国連大使は8日、関係国歴訪を前に出席したミュンヘン安全保障会議でそう語った。
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を終結されたデイトン和平合意の立役者であり、粘り強い交渉役として知られるホルブルック氏だが、治安が急速に悪化するアフガン情勢では「何の幻想も抱いていない。魔法の解決策はない」と厳しい見方を表明。「パキスタンも一体となった戦場と見るべきで、地域全体として扱う手法が必要となると強調した。
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アメリカがイラクに侵略したとき、当時のラムズフェルド国防長官は「2週間で片を付ける」と豪語したそうです。「イラク国民はフセイン大統領の独裁下で苦しんでおり、フセイン政権を打倒するためにイラクに進攻した米軍が解放軍のように迎えられるだろう、イラク軍で戦闘能力が高いのは大統領警備隊だけで、すぐに蹴散らすことができる。フセイン政権さえ打倒してしまえば、あとはどうにでもなる」と考えていたようです。実際がどうだったかは、みなさんもよくご存知の通りですね。
さて、ホルブルック元国連大使の発言を取り上げたのは、ブッシュ政権の他国に対する認識の酷さを指摘するためではありません。「パキスタンも一体となった戦場と見るべき」との認識です。
どこかの国の政府は、戦闘地域には自衛隊を派遣できないために、「自衛隊が行くところは戦闘地域ではない」という暴論に近い発言を繰り返していました。艦船に対する給油や「後方支援」などでもそうです。「自衛隊が給油した石油は特定の目的にしか使わない」というあり得ない理屈をねつ造して合法だとしてしまいましたし、「武器弾薬を運ぶのではないので戦争への参加ではない」と、食料や車両などを堂々と運びました。戦闘地域に物資を運ぶ行為は、戦闘行為そのものと見なされます。麻生首相が大好きなマンガ(「みらい」という自衛艦がタイムスリップして太平洋戦争で活躍するという話)でも、なぜか完成した原爆を戦艦大和に積み込み旧日本軍が狙った獲物は、米軍の太平洋艦隊の補給部隊です(笑/最近読んでないけど、どうなったかな)。
次はソマリア沖、と、次第に活動の範囲を広げている我が日本軍ですが、はたして歯止めはあるのでしょうか。


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